逆上がり

 

逆上がりが上手くなるには(上達方法)

逆上がりを難しい運動と捉えている子ども達は多く、練習してもなかなか上手くできないといった声をよく聞きます。


逆上がりを上手くできるようになるには、いくつかのポイントを押さえればできるようになります。

逆上がりは鉄棒を軸にして後方へ回転する運動です。
鉄棒(軸)を体の中心(上体と下体の真ん中・骨盤が出ている辺り)に当て、後方へ回転します。

そのために必要な基本的なポイントは、

1・脇を締め、足を頭の上を蹴るように(足が鉄棒の近くを通り、後方へ突き出すように意識する。鉄棒を中心に体が九の字になる意識。)踏み切ります。

2・その際、鉄棒を骨盤の出ている辺りに当てるようにして回ります。

身長に対して鉄棒の高さが高い場合は練習する鉄棒を変えてみましょう。鉄棒がおへその辺りにくる高さではじめられるようにしましょう。

まずは体(骨盤が出ている辺り・おへそよりも少し下辺り)に鉄棒を当て、体と鉄棒が離れないように練習しましょう。

逆上がり補助の用具がない場合は大人の人が前に立ち、体を駆け上がらせて足が鉄棒を越えられるように練習しましょう。
下記動画(ユーチューブ動画)のように鉄棒の練習補助として壁・タオルを利用した練習方法は非常に有効です。

ただ、逆上がりは上記のようにしなくてもできますし、子ども一人一人の動きのパターンに合わせて指導したほうが良いかもしれません。

逆上がりの成功パターンと失敗パターンを動画などを使って分析・解説したとても良いサイトがありますのでご紹介させていただきます。

ジャングルジムさかあがり

壁を使った逆上がり練習動画(ユーチューブ)


タオルで補助をしながら逆上がりの練習

連続逆上がり  引き上げ型逆上がりのパターンです。

綺麗な逆上がり

逆上がり について         出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

逆上がり(さかあがり)は鉄棒運動の上がり技の一つ。
地面に足をつけた状態から始め、体を後方に回転させながら棒上に上がる。子ども達の遊びとしてもよく行われるものである。

棒上支持からの後転はしばしば「空中逆上がり」とよばれるが、これは正式には「後方支持回転」という回転技で、逆上がりとは別の種類のものである。

解説

持ち手は鉄棒に対してそのまま握り込む「順手」で行う。
これは,回転時に胴体を鉄棒に引きつけられるようしっかりと握る必要があるからだ。
しかし実際には、手のひらを上にして握り込む「逆手」もよいと思っている者が多くいる。 地面を蹴って下肢を上方に持ち上げ、胸を鉄棒に引きつけて鉄棒に密着させるような形で後方に回転し、棒上で体を支持する(低学年では支持が難しいため、そのまま勢いで後方に着地することも多い)。

胸部から腰部を軸として回転する技であるため、これが鉄棒から離れてしまうと支えを失い落下する。よって、いかに胴体を鉄棒に近付けることができるかが重要な点となる。
このためにはまず強く地面を蹴ること、順手で握って肘を伸ばさず鉄棒を引き寄せるようにすることが必要である。
また、脚が棒上に上がらず失敗する場合には、頭を後方に下げること、そして脚をなるべく棒の後方に伸ばすことを意識するとよい。最後は手首を返して棒上に上がる。

近年は容易に逆上がりを行うための補助具が設置されている学校、公園なども見られるようになった。
自分の練習段階にあわせて補助具を利用することがポイントで、これに頼ってばかりでは本来の逆上がりを行う能力、および習得に向けて努力する機会を失ってしまう懸念がある。

足がつかないような高い鉄棒で逆上がりをする場合について説明する。
高い鉄棒で逆上がりをするための必要条件として、懸垂が実施可能であることが挙げられるが、これは高い鉄棒で逆上がりをする場合には、まず懸垂をするように腕を十分に曲げてから脚をあげるようにするためである。
従って、十分な上半身の筋肉が必要とされる。

その他

逆上がりは鉄棒運動の中でも基本的なものではあるが、その習得は決して容易ではなく、逆上がりが出来るかどうかは日本の小学生にとって一種のステータスともなっている。
逆に逆上がりが出来ない人間にとっては小学生時代の苦々しい記憶となることも多いが、現実には逆上がりの技能の有無はその後の人生に殆ど何の影響も与えないことも事実であり、子どもの頃は得意だったが大人になるとできなくなった という人も多数存在するので、取り立てて拘る必要があるものではない。

また昨今、私立小学校への受験対策として逆上がりの個人指導を有料で受ける家庭も増えている。現代の子どもたちの運動不足により逆上がりの習得が難しいこともあり、このような個人指導やボランティアグループによる出張形式の[1]出前逆上がりや公園に設置された鉄棒を利用した逆上がり指導も盛んにおこなわれている。


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