ロコモティブシンドロームを考える

 

ロコモティブシンドロームを考える

ロコモ
日本人の人口の約4割、4700万人が該当する運動器症候群、ロコモディブシンドローム(ロコモ)

 

現在、多くの人達に認知されているメタボ(メタボリック症候群)※内臓脂肪症候群と同様に、老後の生活に大きな支障をきたすロコモ(ロコモディブシンドローム)をより多くの人達が認識・認知し、ロコモに対する正しい知識と対策を考えていくことが必要だと考えています。

 

最近、子どもや成人も含め日常の運動不足が指摘されていることは皆さんもご存知かとは思いますが、現代の日常的な運動不足や生活習慣は、高齢化社会が進む日本国において、非常に深刻な問題になってしまうことを国民が意識していかなければいけない状況になってきています。

 

まだ聞きなれない「ロコモ」という言葉ではありますが、行政も早急な対応策を講じていかなければ、問題が大きくなってからでは遅いのです。
介護施設なども充実されてきてはいますが、ロコモ対策なしでは今後爆発的に増加すると予想される要介護の人たちをどうすることもできなくなってしまうのです。

運動を考えていかなければ非常に大変

当サイトの管理人の祖父は73歳過ぎくらいから、寝たきりになってしまいました。
当時祖父母と同居していました。父方の祖父でしたが、介護は母がしていました。
母の苦労をする姿は今でも忘れられません。

 

家族に一人、寝たきりになってしまった人がいるだけで、想像を超える苦労や苦痛が生じ、家族の強い絆にさえヒビが入ってしまうこともあります。
介護をする人や家族の環境にもよるかもしれませんが、本当に大変なことなのです。

 

もし、ご両親様が介護が必要な状態になってしまったら。。
もし、ご自身が介護が必要な状態になってしまったなら。。

 

自分を含め、身の回りの人たちを巻き込み、大変な苦労をかけてしまうかもしれません。

 

現代社会では、パソコンやインターネットを利用した仕事をしている人が非常に多くなってきています。
もちろん、日常的な運動不足になる確率は非常に高いと言えるでしょう。

 

子ども時代はゲームで遊び、社会人となってからはパソコン作業。

 

体(筋肉)を使う時間は、昭和以前の人たちと比較すると、格段に少ないことは間違いありません。
ロコモ(ロコモティブシンドローム)を国民病として認知し、社会全体で考えていかなければいけないのです。

幼児期からの運動が大切

運動の習慣は大人になってからではなかなか出来ないものです。
何より運動が苦手、嫌いな状態では長続きしないことは目に見えています。

小さい頃から体を動かすことの楽しさを知り、運動・スポーツ等を愛してきた人は肉体的にも丈夫で健康的な場合が多いようです。

インターネット、ゲーム、勉強(お受験)など、現代の子どもたちの環境(特に都心部)は、親が意図的に考えてあげないと運動やスポーツをする時間やスペースが少ないように思います。

これからの時代、生涯スポーツ、運動の大切さは人間としての心の発達や発育に影響するだけでなく、ロコモティブシンドロームのような現代病、運動不足などによる予期せぬ病気から家族や子どもたち、ご自身の身を守るたにも必要になってきていると考えています。



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