「未来を楽しみにさせる」 はやし浩司先生の育児・教育指導
子どもを伸ばす秘訣の一つは、いつも「未来を楽しみにさせる」こと。
明日は今日よりよくなるという希望が、子どもを伸ばす。
そのために子どもには、いつも前向き(プラス)の暗示をかける。「あなたは去年よりすばらしい子になった」「来年はもっとすばらしい子になる」と。
前向きに伸びている子どもは表情も生き生きとしていて、明るい。
何か新しいことができるようになるたびに、親に向かって、「見て!」「見て!」と言い寄ってくる。そうでない子どもは暗い。そこでテスト。あなたの子どもはつぎのうちのどちらだろうか。
何か新しいことをやってみないと提案したとき、
(1)「やる」とか「やりたい」と言って、すぐくいついてくる。
(2)「いやだ」とか「やりたくない」とか言って、すぐ逃げ腰になる。
その中間もあるだろうが、もしあなたの子どもが(1)のようなら、よし。
(2)のようなら、あなたの子育てをかなり反省したほうがよい。その一つの方法に、あなたの心を作り変えるというのがある。
「うちの子はいい子だ」という思いが、子どもを伸ばす。ウソではいけない。
親子というのはそういうもので、長い時間をかけて、あなたの心はそっくりそのままあなたの子どもに伝わる。そこでもしあなたが「うちの子は何をしても心配だ」と思っているなら、こうする。
「あなたはいい子だ」を口グセにする。子どもの顔を見たら、そう言う。
最初はどこかぎこちなく、とまどいを覚えるかもしれないが、あなたがその言葉を自然に言えるようになったとき、あなたの子どももまたその「いい子」になっている。
話が少しそれるが、以前、「小学校へ行きたくない」という園児が続出したことがある。
理由を聞くと、「花子さんがいるから」と。『学校の怪談』に出てくる花子さんのことだった。
おとなは興味本位にこういうテレビ番組をつくるかもしれないが、子どもに与える影響を、少しは考えてほしい。
幼児期には、こういうことはあってはならない。
●遠慮 | ●見方を変える |
●追えば追うほど、心を削る | ●子どものおねしょとストレス |
●遅れたら、「核」づくり | ●男らしさ、女らしさ |
●子どもの理性 | ●親子とは |
●教えずして教える | ●ユニバーサルスタジオ |
●親のうしろ姿 | ●大声で笑わせる |
●おどしは理性の敵 | ●子どもへの禁止命令 |
●未来を楽しみにさせる | ●依存心と自立心 |
●本当の問題 | ●あるがままを受け入れる |
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情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。