「子育て上手な親」 はやし浩司先生の育児・教育指導
子どもには子どものリズムがある。
そのリズムをいかにつかむかで、「子育てじょうずな親」「子育てべたな親」が決まる。
子育てじょうずな親というのは、いわゆる子育てがうまい親をいう。
子どもの能力をじょうずに引き出し、子どもを前向きに伸ばしていく親をいう。
結果は、子どもをみればわかる。
子育てじょうずな親に育てられた子どもは、明るく屈託がない。
心のゆがみ(ひねくれ症状、ひがみ症状、つっぱり症状など)がない。
また心と表情が一致していて、すなおな感情表現ができる。
うれしいときは、うれしそうな顔を満面に浮かべるなど。
子育てじょうずな親は、いつも子どものリズムで子育てをする。
無理をしない。強制もしない。子どものもつリズムに合わせながら、そのリズムで生活する。
そのひとつの診断法として、子どもと一緒に歌を歌ってみるという方法がある。
子どものリズムで生活している人は、子どもと歌を歌いながらも、それを楽しむことができる。
子どもと歌いながら、つぎつぎといろいろな歌を歌う。しかしそうでない親は、子どもと歌いながら、それをまだるっこく感じたり、めんどうに感じたりする。
あるいは親の好きな歌を押しつけたりして、一緒に歌うことができない。
そもそもこのリズムというのは、親が子どもを妊娠したときから始まる。
そのリズムが姿や形を変えて、そのつど現れる。ここでは歌を例にあげたが、歌だけではない。
生活全般がそういうリズムで動く。
そこでもしあなたが子どもとの間でリズムの乱れを感じたら、今日からでも遅くないから、子どもと歩くときは、子どもの横か、できればうしろを歩く。
リズムのあっていない親ほど、心のどこかでイライラするかもしれないが、しかし子どもを伸ばすためと思い、がまんする。数か月、あるいは一年のうちには、あなたと子どものリズムが合うようになってくる。
子どもがあなたのリズムに合わせることはできない。
だからあなたが子どものリズムに合わせるしかない。そういうことができる親を、子育てじょうずな親という。
はやし浩司先生の育児・幼児教育コーナー11
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情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。