適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
「新しい英語学習(?)」について はやし浩司先生の子育て随筆
これは私が考案した、英語学習の方法。英語のワードオーダー(語順)で、話をする。子どもにそのワードオーダーを理解させる方法としては、すぐれていると思う。
たとえば今日、教室で、子どもたちに、つぎの日本語を、読んできかせた。
「むかし、むかし、浦島太郎、いた。太郎、歩いた、そば、海岸。
こどもたち、いじめていた、かめ。
太郎、言った、に、子どもたち。するな、いじめる、かめ。
子どもたち、やめた、いじめる、かめ。
ある日、太郎、釣っていた、魚。
そこへ、かめ、来た。かめ、言った、に、太郎。
太郎、乗れ、私の、背中。太郎、のった、背中、の、かめ。
太郎、来た、へ、竜宮城。乙姫様、迎えた、太郎。
太郎、食べた、たくさんの、ごちそう。太郎、見た、踊り、の、タイやヒラメ。
太郎、過ごした、たのしいとき」と。
こうした言い方を少し教えると、子どもたちも、すぐまねをして、こう言った。
「私、好き、ママ。私、嫌い、先生」と。
ときどき、「英語では、そういう言い方をするんだよ」とか、あるいは、「(私)(する)(テニス)を、正しい日本語にしてごらん」などと言って、指導する。
あなたも、簡単な言い方のものを、子どもにしてみせるとよい。「英語では、こういう言い方をするのよ」と、前もって、説明しておくとよい。
「私、つくる、夕食。パパ、帰る、から、会社。みんな、食べる、夕食、いっしょに」と。
少し練習すると、結構、スラスラと言えるようになる。ためしてみてほしい。
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。