女性特有の心理? はやし浩司先生の教育アドバイス
こう書くからといって、誤解しないでほしい。
それでお金がほしいとか、そういうふうに思っているのではない。
不満に思っているわけでもない。
とうの昔に、そういう気持ちは捨てた。
まただからといって、お金を受け取ったことは、過去において、一度もない。
その上での話。
相談してくる人は、たいてい自分のことだけで精一杯。
他人の心など思いやる余裕など、どこにもない。
それもよく承知している。
さらにその上で、この原稿を書く。
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今まで、私は電話による相談も含めて、何百件〜という相談を受けてきた。
あるいはもっと多いかもしれない。
電話による相談は、数年前に打ち切ったが、それでも週に何度か、ある。
すべて無料だったし、これからもお金を受け取るつもりはない。
また相談してきた人に、不平や不満があるわけではない。
相談してくる人は、たいてい追いつめられて、してくる。
そういう事情もよくわかるから、こちらから名前を聞いたり、住所を聞いたりすることもない。
その多くは偽名であったり、住所も正確でなかったりする。
それも承知している。
その上で、この原稿を書く。
まただからといって、どうか、誤解しないでほしい。
そういう人が悪いとか、責めているのではない。
ここではその先というか、中身について書いてみたい。
で、そういう相談を受けて、そのあと、私に礼の手紙や、ものを送ってきてくれた人は、この10年間で、数人前後しかいない。
しかもその数人というのは、男性が2、3人で、女性が1人だけ。
しかしこれは私の世界の常識ではない。
つまり私の世界では、相手に何かを質問したり、相手の世話になったりしたら、その直後、あるいはあまり間をおかないうちに、礼状を書いたり、ものを送るのが常識になっている。
もちろん電話による相談にしても、そうだ。
私自身は、ずっと、そうしてきたし、今もそうしている。
たとえば先月は、N県に住む友人に、移転登記のことでいろいろ相談をした。
そのときも、そのつど、つまり電話ごとに、何らかのもの(名物や菓子)を送った。
が、女性のばあい、(というのも、相談のほとんどは女性からのものなので)、そうした礼状やものを送ってくれた人は、先にも書いたように、ほとんどいない。
数から考えると、「まったく」ということになる。
どうしてだろう……?、ということで、今朝、ワイフにそのことについて聞いてみた。
私「どうしてだろう?」
ワ「家庭に入った主婦というのは、社会性がないからじゃ、ないかしら?」
私「でもね、何度も相談してきた人もいるよ」
ワ「そうねえ。女性には、そういう常識が働かないのよ、きっと」
私「お前だって、女性だろう……」
ワ「そうねえ……」と。
電話相談のばあいは、内容にもよるが、平均して40分前後。
長いときは、1時間〜1時間30分前後になることがある。
10分や20分以下ということは、ぜったいにない。
そういう電話を数日おきくらいにかけてくる。
が、相談が終わるとそのまま。
事後の報告をしてくれた人も、ほとんどいない。
私「ぼくには、そういう女性の心理が理解できない」
ワ「あなたをきっと、カスミか何かを食べて生きている人のように思っているのね。そういう人たちは……」
私「かもしれない。しかしこの世の中には、最低賃金という言葉もあるよ。
ぼくは公人ではないし……」
ワ「言うなれば、それは女性独特の心理かもね」と。
そこであれこれ分析してみようと思うのだが、それができない。
あえて言うなら、女性独特の依存性というか、そういうものではないか。
相手に依存しながら、依存することを当たり前のように思ってしまう。
相手の時間を、1時間使ったとか、2時間使ったとか、そういう意識がまるでない。
そういうものは、無料と思っている。
(もちろん無料だが……。)
しかしなぜそういう依存性が生まれるのか。
あるいは情報というものを、ただと思い込んでいるのかもしれない。
生活態度が防衛的なのはよくわかるが、しかしなぜそうなってしまうのか。
「???」ということで、この話は、おしまい。
情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。