マインドセットについて
年齢が低いうちは、いかに勉強へのストレスや抵抗を減らすことができるかが、一つの壁となりますが、ある程度の年齢(中学生以上)になってからは、マインドセットをしっかりすることが大切です。
※ 幼児期には必要ありません。
マインドセットは大まかに言えば、信念や心構え、意識の方向性などを指します。
何かに向かって進む時、このマインドセットがなければ、継続していくことは難しいでしょう。
多くの人はこのマインドセットを甘く見ていますが、何かに向かって進む時には大きな力となります。
人の心の中、潜在意識は非常に弱いものです。
ただ単に勉強をしようとしても、頑張ろうという気持ちであっても、いつの間にか怠けてしまうのが人の心です。
基本、誰でも同じだと思います。
上手くいく人、成功する人の多くはこのマインドセットをしっかり意識できている人、もしくは非常に強い意志を持っている人です。
継続できる力、努力できる力も最も重要な能力の一つですが、マインドセットを行うことによって上手くいきやすくなります。
具体的には?
これは非常に大切です。
後回しにすることは、ズルズル先延ばしにしてしまい、結局最後には「明日やればいいや。」となります。
「明日やろうは、バカやろう」
言い方は悪いですが、先延ばしの考え方を戒める言葉です。
今すぐに行動すること。これが肝心。
「やれば必ずできるようになる」ということを信じること。
ただ、大抵の場合、はじめからハードルを高く設定し過ぎて、すぐにオーバーヒートしてしまうことがあります。
折角やる気を出して頑張ろうとしていても、これでは「やればできる」というマインドセットが崩れてしまいますので、あえて最初はこのハードルを低く設定し、少しづつ「やればできる」を積み重ね、「頑張れば必ずできるようになる」という自信に繋げていくことが大切です。
「やればできる」
このマインドが常に働くいていると、「努力できる力」と「継続できる力」に潤滑油が送られます。
目標を設定する。
将来の目標を決め、その目標に向かって頑張ることがモチベーションを維持する良い方法です。
あの職業につきたい。あの人のようになりたい。という目標があるのなら、その目標にたどり着くまでの細かい目標も設定することができます。→目標を持つ
昔から、「大局を見よ」という言葉があります。
これは、全体像を把握することが大切だということです。
全体像を掴むことで、目標にたどり着くためには何が必要で、どのような道を辿っていければよいのかが分かります。
行き当たりばったりでは、目の前にあるものでしか判断できないので、大変な遠回りをしてしまいます。
小さな目標を少しづつ達成していくうちに、大きな目標はだんだん近づいてきます。
常にポジティブ思考で
意識的にポジティブになることで、弱い潜在意識を閉じ込めてしまいましょう。
口から出る言葉も同様です。
ネガティブな言葉や意識を常に排除していきましょう。
何事もプラス思考・ポジティブ思考だと上手くいくものです。
誰しも強い意志があるわけではありません。ポジティブ思考を意識的に持つことで、だんだん強い意志・負けない意思が持てるようになります。
ころころ心変わりしない。
基本、決めたことを変えない。
目標もそうですが、毎日の勉強開始時間などをころころ変えないように意識します。
浮気心が働きやすい人は、何事も上手くいかない体質になっています。
「あれもいいな」「これもいいな」という気持ちを捨て、決めたことに集中しましょう。
浮ついた気持ちがあっては、結局何をやっても目標までたどり着けなくなってしまいますので、心変わりしない強さを持ちましょう。