
適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は
親子共に大きなストレス
になる可能性があります。
ゆったりと構え、少しくら
い上手くいかなくても
「まぁ、いっか。」
位に考えられることが幼
児教育を続けられるポイ
ントになります。
「本当の意味でのびのび育てましょう」中島講師の幼児教育コラム
のびのび育てる・・・とは一体どういう事でしょうか。
どうも現在は「ただ、幼い頃から学校の勉強の真似事をさせない」「お稽古事・習い事をさせない」というだけの意味に使われているような気がします。
公園やプレイコーナーを見ていると「ウチはのびのびさせてるから〜」と仰るお母様方がこぞってダメ!ダメ!を連発しているところに出会います。
これだけダメ! 禁止! の嵐が「のびのび育てている」と言えるのでしょうか?
子どもにとっては規制、禁止、制限だらけです。
これでは子ども達は「探求しようとする事」「知ろうとする事」「学びたいと思う事」をやめてしまいます。
興味を持った事をやってみよう!試してみよう!としたらすぐに怒られ、禁止されるのですから・・・。
そうして少しずつ本能的な学習意欲を失い、お母様の指示以外の行動は取らなくなっていくのです。指示に従ってさえいれば、指示の枠を超えさえしなければ大好きなお母さんに怒られずにすむのですから。
しかしながら、本当に子どもが何をやっても叱らない、好き放題・勝手放題させておいて、他人に迷惑をかけまくっていても、「のびのび育てるべきよ」と悪びれないお母様もおります。これは「のびのび」ではなくただの無責任な「放任」です。
子どもが成長していく上での「最低限必要な生活能力」を育ててやる事もせず、「のびのび」という耳触りの良い言葉を言い訳にするのは大間違いです。
では本当の意味で子どもをのびのび育てるとはどのようにすれば良いのでしょう。
本当の「のびのび」とは「子どもの自然な本能を妨げない」という事です。
「生物としてたどる、本来の道筋を自然に歩ませる」という事です。
人間の小賢しい知恵で、或いは大人が楽な育児をしたいが為に、「余計な育児グッズや誤った常識で自然な発達を阻害しない」という事なのです。
乳児期で言えば、ハイ&ローチェアで運動の機会を大幅に奪うのも、歩行器によって脳の正常な発達に必要なだけのハイハイを充分させないのも、1歳前後で母乳を取り上げるのも、すべて「自然」ではありません。
幼児期ならば、走る・跳ぶ・登る・ぶら下がるというような運動能力や基礎筋力・新肺機能を育てる環境の不足、家族や友人以外の他人と親しく触れあう機会の減少、親の過保護・過干渉により子ども同士の当たり前のささいなケンカが成立しない・・・などというのもすべて将来的に自分の人生を生き抜いていく為の能力の基礎を育てる機会を失わせています。
人間も哺乳動物であるという生物本来の原点に立ち返り、哺乳動物の子ども達が辿る自然な道筋をヒントにしながらも、ヒトを人間に育てる為の「社会的ルール」や「巧緻性・道徳心」などを子どもの発達段階を踏まえて適切に与えていく。
つまり、子どもの心が安心しリラックスした状態の中で、
子どものもつ本能的な探求反射・模倣反射を促し・満たして
快の感情を導きながら引き出してやりたい能力が自然に伸びるような環境を設定するのです。
こういうと小難しく聞こえますが、要は「ダメ!」と言わなくてすむ環境、子どもがその中ではやってみたい事を自由に出来る「枠」を設定して、枠の中で好きにさせてあげるのです。
枠は「ここからここまでの中で」と言った具体的な場所の設定でもいいでしょうし、言葉での約束事でもいいでしょう。「使って良いものはこれとこれ」ですとか「何時から何時まで」などというルールも一つの枠です。
無計画に遊ばせて途中で「あれはダメ、これもダメ」というのではなく、最初から「約束事」を取り決めてその約束の範囲内では思い切り自由にさせます。
この時に肝心なのはその枠となる「約束ごと」を「親の都合」や「大人の観点による常識」で決めない事です。
「子どもの発達段階」「我が子に今現在 出来ること まだ出来ないこと」「今、身につけさせたい適切な課題」を考慮して「枠」の設定をする事です。
環境の設定が自然の発達に沿って適切でありさえすれば、子どもは実に素直にのびのびと豊かに知能を伸ばしていきます。
心優しく 他者を思いやり、多くの人と良好な関係を築いていきます。
今の自分に出来ない事が出来るようになりたい!とくじけずお稽古を重ねて運動でも楽器でも学習でも取り組みます。
その姿は本当に生き生きと伸び伸びとしています。
あたかも力強い若芽が太陽に向かって真っ直ぐに伸びていくように!
例えどのような日陰に置いてみたとしても、若芽は光を感じる方向に向かって真っ直ぐに伸びようとします。
それは人間の小手先の技術では変えようもない、生命の大いなる法則なのです。
子どもの成長を常に丁寧に見つめ、必要な環境を設定し、その中で自由に遊ばせつつも常にタイミング良く助ける事が出来るよう目配りは欠かさない・・・
これは正直言って、少々大変な事ではあります。
毎日、真っ正面から子どもと向き合うワケですからかなりヘトヘトになります。
お母様、もしくはお父様一人ではツライ事でしょう。
ここは可能な限り夫婦が協力して、それが難しい場合には身近な協力者を探して、助け合いつつ育児を楽しんで頂きたいと思います。
一般的な育児では子どもが成長する程に親子関係が難しくなったり、教育費がかさんだりするようですが、この「本当ののびのび育児」は逆です。
子どもと向き合ってヘトヘトになるのは乳幼児期最初の3〜4年だけ。教育費がかかるのもむしろ低年齢のウチです。
知能豊かに健康に育てば、成長すればする程 育児は非常に楽になっていきます。
学習の理解も技術の習得も早いので学習塾などに高額な費用を注ぎ込まずとも大変優秀に育ちます。
どうぞ孫悟空の話のように、ご両親が安全で適切な環境というお釈迦様の手を作ってやり、その手の平の上で可愛い悟空達を思いっきり自由にのびのびと飛び回らせてやって下さいね!
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情報・画像の出展:T.O.E.ベビーパーク
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赤ちゃんの可能性を出来る限り引き出してあげたい人 赤ちゃんと毎日楽しめる色んな遊びを知りたい人 近所に同じ年頃の赤ちゃんをもつママ友がほしい人 日々の育児の疑問を気軽に相談したい人 是非覗いてみて見て下さい。 |
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横浜市都筑区の乳幼児教室で、講師は親身で多角的視野からのアドバイスに定評があり、全国に根強いファンを持つカリスマ教育ママ。 本当に親身になって相談にのってくれる大変素晴らしい方です。 ※管理人の声 所在地 神奈川県横浜市都筑区中川中央1−31−1 モザイクモール港北 4F 「ファンタイム・スタジオ」 |
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