ダメダメ攻撃がお子さんを潰す

 
 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

ダメダメ攻撃がお子さんを潰す」中島講師の幼児教育コラム

 前回のA君パターンのお子さんのお母様とB君パターンのお子さんのお母様には典型的な違いが一つあります。
何だと思いますか?

それはA君ママは「いいよ・いいわよ」  
B君ママは「ダメ!」 
という言葉がものすごく多い・・・という点です。

A君ママは「子どもの成長において、すべての自然事象・社会事象・体験は有益で必要な学びだ」と考えます。
ですからA君ママは「いかに多くの経験を、効率良く順序立てて与えてやれるか?」を最も重視します。
成功も失敗も合わせて、数多くの体験をさせたいのですから、子どものやりたい事に対しておのずと「いいよ」と答えることが多くなります。
A君ママが「ダメ!」というのは、よほど取り返しのつかない危険に繋がるか、他人に明らかな迷惑がかかる時のみです。

B君ママは「常識的に、良い子にしっかり育てなくては」と考えます。
しかしその「常識」とはあくまでママの生きてきた範囲内での しかも「大人の常識」に過ぎなかったりするのですが・・・。
B君ママは「大人」と同じような「良識的行動」をお子さんに求めます。

大きな声を出さない、走らない、ケンカをしない、イタズラをしない、
お勉強をする、スケジュールを外れた行動はしない、生き物を大切にする、
危ない事はしない(ただしあくまでママが危ないと感じる・・・というだけですが)

しかし実は上記の「良識」は「大人」には適していますが、子どもの本能からは外れた行動です。 

子どもは生命エネルギーの固まりです。

喜怒哀楽の感情を豊かに表現すれば大きな声も出るでしょう。
まっすぐな道を見れば思いっきり走りたくなるのが子どもの本能です。
その本能を満たす事で子どもは豊かな感情を身につけ、また運動の基礎能力を培うのです。
子どもが大声を出せない、思いっきり走れない、のは、本来「その環境の方が間違っている」のです。
もしあなたが隣家との距離が20m以上ある広々とした野原や高原、田園や海岸に住んでいたとしたらどうですか?
お子さんが大きな声を出した、全力で走った、と言っていちいち叱りますか?
お子さんの行動自体は生物としての当たり前の本能によるものです。
しかし街中で生活する事によって、子ども本来の真っ直ぐ伸びる本能を規制しなければならないのなら、せめて「ダメ!」とネガティブに叱るのではなく違ったアプローチで伝えたいものですね。

お子さんのイタズラが酷くて困る・・・と嘆くお母様も多いですが、幼児期のイタズラと呼ばれるものは、本当は「悪戯(イタズラ)」ではありません。
ヒトの本能の中には「探求反射」というものがあります。
これは未知のものについて知りたい・調べたいという強い欲求です。この欲求があればこそ、ヒトは文化を築き科学を発展させ豊かな暮らしを作り上げてきたのです。
お子さんはその本能に従って、周囲のあらゆるものについて「学ぼう」としているだけです。お子さんはママを困らせよう、と思ってそのような行為をしたわけではありません。
しかしその行動が「親の手間を増やす」ものだった時に大人は「イタズラ」と呼んでしまうのです。

ケンカをしない・・・は実は大変重要な問題です。
幼児期のケンカは、本当は「大変重要な学習」だからです。
子ども同士のケンカはとても些細な感情の行き違いで起こります。
そして子どものケンカそのものは原因も大した事ではないし、それでお互いに一時感情を害しても長期的に見ればそう深刻な事にはなりません。
子どもの心は柔軟ですし、脳は「生きる為に必要なあらゆる情報を吸収しよう」と務めていますからケンカの経験も「情報」の一つとして処理されます。
小さなケンカを数多く経験する事で「自分がされたら嫌な事は相手も嫌だ」と実感として学びますし、「小さな不快は取るに足りない事」と受け止める広い心も育ちます。
どの程度の痛みなら治療が必要で、どの程度ならば我慢して構わないか?も学びます。
年齢が上がるにつれて、次第に自分と考え方の違う相手とどのように接したら良いか、互いに歩み寄り より良い妥協点を探すにはどうすればいいか、と言った「対人関係の基礎基本・応用スキル」を習得していきます。

しかし多くのお母様は親同士のトラブルを防ぐ為に子どものケンカをすべて未然に回避してしまいます!
子ども同士がトラブルになる!とみるなり「ダメでしょ!」と我が子を叱りつけ「ごめんね〜」と相手の子に謝ってしまう。
またはすぐに「こうしたらどうかな? ね?こうしようよ」と解決策を提示してトラブル回避してしまう・・・。
これは一見良いやり方に見えますが、お子さん自身の「思考力」は刺激されておらず、とりあえず当面の不快は去ったからいいや・・・というだけで次の遊びに移ってしまいますので実は何の学びも得られていないのです。

続きはこちら→ダメダメ攻撃が子どもを潰す2



                  

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