一流のプロだって練習が好きなワケではない

 
 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

「一流のプロだって練習が好きなワケではない」中島講師の幼児教育コラム

練習・・・というものは基本的に「あまり楽しいものではありません」

なぜなら「上手に出来ない事を何度も繰り返す」のですから。

上手に出来る事やすでに簡単に出来る事をやっても自分の力はさほど大きく向上はしません。

「まだ出来ない事」だからこそ、「出来るようになるよう」お稽古するのですよね。

ですから当然何回も失敗します。思うように体も動きません。スラスラと思い出す事も出来ません。あまり面白くはないでしょう。

習得の為には何回も繰り返す必要があります(脳のシナプスネットワークを作る為です)

同じ事をあまり回数を重ねると、だんだん飽きてもくるでしょう。

「つまらない・飽きた」と感じる限界値は若い頃や幼い頃はなおさら低いものです。

ですから優れた教育者・指導者というものは、この「課題設定」のステップを順序よく細かく刻み、少しだけ頑張って努力すれば一つのステップをクリア出来る!というように「努力→達成」「忍耐→喜び」の繰り返しの流れを上手く配置したカリキュラムを自分流にいくつも考案していくことになるのです。


育児問題でよく受ける相談の一つに

「ウチの子はピアノの練習をすごく嫌がるんです。だったら習うのをやめさせようと思うけれど、ピアノは好き、と言うんです。習い事を続けるべきでしょうか?」

というのがあります。

同様の件はピアノでもバイオリンでもバレエでもサッカーでも何につけても似たような相談を受けるのですが、ここで整理したいのは

「ピアノが好き」と「練習が好き」とはまったく別の話なのだ、という事です。


自分の好きなようにピアノを弾くのは楽しくても「目前の課題を根気よく練習する」のは楽しくないのでしょう。

その気持ちは大人でも理解出来ないでしょうか?

例えば語学を身につけたい!と思う時・・・。或いは健康の為にダイエットしよう!と思う時・・・。体力UPの為に毎日走るぞ!なんて思う時・・・。

夢に思い描く「今より素敵な自分」のイメージはあれど、そしてそのためには何をすべきかはわかっていても、なかなか「毎日継続して取り組む」事は困難じゃありませんか?

子どもだって同じ事です。

「ピアノが上手になりたい」からといっても「地道に練習を重ねる」事は乗り越えるのが困難な壁に立ち向かうようなものなのです。

(壁に立ち向かえるかどうかは、達成したい目的が明確であるか? 自分は何の為に練習しているのかという回答を子どもなりにもっているか?が大切になってきます。つまりモティベーション(動機づけ)と密接に関わってくるのですがその話はまたの機会に)


スズキメソードの母親学習会で一流バイオリニストの先生が同様の質問を受けておられました。

その先生は母親達からの質問に優しく

「練習が好きな子なんているんですか? 私だって練習は好きじゃないですよ。いつも「あ〜あ、やりたくないなぁ・・・でもやらなくちゃ!」と自分を奮起させてから練習しています。「バイオリンが好き」と「練習が好き」は別の話なんです」と語っておられました。

私も「その道の一流の演奏家、一流の指導者でもやはりそうなんだ〜」と深く頷いたものです。


話を戻しますが「小さい頃から勉強なんて可哀相」というのは「勉強」=難しい漢字を大量に覚え込む、ですとか高度な計算を高速で解く・・・というようなイメージの眼鏡を通してしまっているからです。

「勉強」の本来の目的とは「昨日までの自分より出来ることが少し増えるようになること」

つまり本当の「勉強・学習」には年齢などまったく関係ないのです。


続きはこちら→教育の意味と必要性



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※管理人の声

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