七田眞氏について
七田 眞(しちだ まこと、1929年 - 2009年4月22日、島根県出身)は、七田チャイルドアカデミー校長、しちだ・教育研究所(旧「七田児童教育研究所」)会長。
「右脳」鍛錬を目的とした幼児教育(七田式教育法)を提唱した。
認定校制度において非認定であるニューポート大学大学院で教育学博士号を取得。同日本校教育学部教授。
超常現象を扱う日本サイ科学会顧問。2009年4月22日に亡くなった。
目次[非表示]
|
指摘
著書などで示される学位は教育機関として質を保証されない「学位商法」とも指摘される非認定の学校(ニューポート大学)で教育学博士号取得しており、理論面の稚拙さから擬似科学と批判されることもある。
右脳の働きについて著書にて取り上げることが多いが、科学的側面から実験データを引用して分析されることはない。
著書
速読や記憶力・能力向上を目的とした「右脳」開発に関するものなどが多数存在する。
著書は3度、と学会の書評集で取り上げられている。
『赤ちゃんは算数の天才!』(KKベストセラーズ)は『トンデモ本の逆襲』(洋泉社)で藤倉珊が書評を担当。『赤ちゃんは天才』(KKベストセラーズ)は『トンデモ本 女の世界〈下〉』(扶桑社文庫)で田原総一郎によって、さらに『七田式全脳活性法 超高速モーツァルト・メソッド』(シンコーミュージック・エンタテイメント)等が『トンデモ本の世界U』(楽工社)で再び藤倉によって書評された。
出典
- “「超右脳革命」 七田式教育提唱の七田眞さん死去”, 朝日新聞 (2009年4月22日). 2009年4月22日 閲覧。
関連項目
- 右脳・左脳論
- ディプロマミル
外部リンク
掲載日2009年4月23日 (木) 01:49 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』