継続（続ける）することで才能は開花する
同じ事を長期間続けることの意味を良く知っている人達の多くは、ほとんどの才能が生まれつきではないことを理解しています。
中には持って生まれた才能があり、その才能を僅かな努力で開花できる人もいますが、同じことを続けることでしか分からないもの、感じないものが必ずあります。
一つのものに対して長く継続することで「見えてくるもの」があるのです。
それは、様々なことに当てはまります。
勉強、教育、スポーツ、仕事でも、「長く継続することでしか見えないもの」があり、例え同じものであっても、人それぞれに感じるもの、見えてくるものは異なります。
これが才能となり、自分にとっての強みになります。
この「強み」が才能を開花させた形となり、様々な分野で成功に繋がっていきます。
反対に、才能を開花させることができない要因として、「続けることができない」ということが当てはまります。
おおよそ成功できていないと思われる多くの人達は、「一つのことを続けることができていない」という点で共通していることが多いのです。
続けることができないということは、続けることでしか見えないものが見えないまま終わってしまい、
中途半端（途中で止めてしまう）にしてしまうことによって手に入れられるはずの才能や強みも手に入れることができなくなってしまうのです。
「なんにでも目移りしてしまう」「些細なことが気に障り、変えてしまう」「同じものに興味が続かない」など、一つの事を続けることが苦手な子どもになってしまわないように、考えていく必要があります。
ただ、子どもに合わないものを無理に続けさせる必要はありませんが、合う合わないを親が決めるのではなく、子どもと相談して決めるようにしたほうが良いでしょう。
きっと子どもなりの意思や思いがあるはずです。
「あれもやだ」「これもやだ」という場合、子どもの精神的な成長を待ってから考えたほうが良いかと思います。
子どもが少しづつ同じことが続けられるように応援してあげましょう。
親御様も同様に、あれこれ目移りしたり、些細なことに振り回されないようにしていきましょう。
子ども達は親を見て育ちます。→ 子は親の鏡
「続けることの意味」、「続けることができる力」を子ども達にしっかり伝えられるようにしていきたいものです。
