「子育てはリズム」 はやし浩司先生の育児・教育指導
子育てはリズム。
しかもそのリズムは、あなたが子どもを妊娠したときから始まる。
そしてそのリズムは、よほどのことがない限り、一生つづく!
胎教だ何だと、おなかの赤ちゃんに英語やクラシックの音楽のカセットテープを聞かせる母親もいれば、赤ちゃんのことはまったく気にせず、マイペースで自分の仕事をつづける母親もいる。
赤ちゃんが泣く前に、時間がきたからといってミルクビンを赤ちゃんの口につっこむ母親もいれば、赤ちゃんが泣いてからもしばらくミルクをあげない母親もいる。
子どもが望む前に、勝手に英語教室に入会届けを出す母親もいれば、子どもが「行きたい」と言っても、なかなか動かない母親もいる。
やめるときも、母親が決め、勝手にやめる母親もいれば、そのつど子どもに「どうするの?」と、子どもの意思を確かめながら行動する母親もいる。
一事が万事。こうしたリズムは一度できると、姿や形こそ変わるが、そのリズムそのものは変わることはない。
ある日1人の母親が私のところにきてこう言った。
「先生、うちの子はああいう子でしょ。だから夏休みの間、洋上スクールに入れようと思うのですが、どうでしょうか」と。
そこで私が「本人は行きたがっているのですか」と聞くと、「いえね、それが行きたがらないので困っているのです」と。
親が3拍子で子どもが4拍子では、うまくいくはずもない。
そして子どもが親のリズムに合わせることができない以上、親が子どものリズムに合わせるしかない。でないと、やがてあなたは子どもと、こんな会話をするようになる。
母親「あんたはだれのおかげでピアノが弾けるようになったか、それがわかっているの! お母さんが高い月謝を払って、毎週ピアの教室へ連れていってあげたからでしょ!」、子「だれがそんなことしてくれと、いつあんたに頼んだア!」と。
こういう会話をしたくなかったら、今日からでも遅くないから、子どものリズムに合わせる。
はやし浩司先生の育児・幼児教育コーナー3
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情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。