一日の生活リズムはとても大切
「早寝早起きを心がけましょう。」「朝はご飯を食べましょう。」
昔からよく言われていることですが、そんなに大切なことなのでしょうか?
この1日の始まりと終わりにきちっとしたリズム、しかも早ね早起きをすることで心身共に最適な状態で過ごすことができるようになります。
人間や動物はサーカディアンリズム(circadian rhythm:概日リズム)に従い、生理的活動を行っています。
簡単に言えば、一定の時刻になると自然と眠くなり、一定の時刻が過ぎると自然に目が覚めるということです。
人間は生物として長い間、地球の時間(太陽の日照サイクルなど)によりサーカディアンリズムが形成されています。
このリズムに従って生活をすることが、人間にとって最高の能力を発揮できる近道なのです。
体の中では、サーカディアンリズムに従い様々なホルモンが働きます。
一日の時間のうち、脳を眠らせようとするホルモンや、成長ホルモン、集中力が高まるホルモンなど、時間帯によっていろんなホルモンが働きます。
このホルモンの分泌に合わせた生活リズムにするには、「早ね早起き朝ごはん」が最も簡単で効果的な方法です。
しかし現代では、多くの子ども達に夜更かしが見られ、朝もだらだら起き、朝食もきちんと摂らないという好ましくない生活を送っているということを良く耳にします。
毎日の生活の中、親御様がきちっとしたリズムを作ってあげることで、子ども達の成長や家族の健康にも大変良い影響を与えます。
教育方法や教育方針は人それぞれにより様々な考え方がありますので判断が難しいですが、生活リズムについてはこの基本的な考え方を目指すことが良いと断言できます。
文部科学省でも、「早ね早起き朝ごはん」を盛んに推奨しています↓↓↓
- 第1章 子どもの生活と現状(PDF:1,104KB)
- 第2章 生活リズムの確立と睡眠(PDF:1,206KB)
- 第3章 生活リズムの確立と朝食(食事)(PDF:924KB)
- 第4章 生活リズムの確立と遊び・運動(PDF:633KB)
- 第5章 生活リズムの確立と家庭教育・地域教育の役割(PDF:1,439KB)
- 生活リズム向上のための取組み事例集(PDF:1,966KB)
- 編集・執筆者一覧・表紙(PDF:159KB)
(生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室)
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http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readstep2.html
この早寝早起き、そして朝にご飯を食べるということが、子ども達の成長に不可欠であるという一見当たり前のことが多くの家庭ではできていないという実態があります。
各ご家庭には様々なご事情がありますので実践が難しい場合もありますが、子ども達の成長には欠かすことができない大切な内容ですので、一度ご家庭での生活リズムについて考えてみることをお勧めします。
幼児教育ポータルサイトとしては、「早寝早起き朝ごはん」にプラスして「朝うんち」も推奨します。
この「早寝早起き朝ごはん・朝うんち」を毎日欠かさずに日々の生活リズムとして整えていくことで、子ども達の成長にとって多くの宝物を手に入れることができると考えています。
もちろん成長のみではなく規則正しい生活リズムは、「しつけ」の基本でもあります。
本当に良いことばかりなのです。
声を大きくして言いたいのですが、「早寝早起き朝ごはん・朝うんち」、この「毎日の規則正しい生活リズム」をしっかりと考え、毎日の積み重ねによる重みを感じていただきたいと思っています。
子ども達の成長の基盤を大きく育てるこの毎日の生活リズムを決して軽視してはいけません。
一日の生活リズムを「早寝早起き朝ごはん・朝うんち」で整え、子ども達や家族の日々の成長や快適な生活を作っていきましょう。