我慢の重要性

 

我慢の重要性

我慢が出来るという事

我慢とは?我慢ができると何か良いことがあるのでしょうか?

我慢が出来るという事は自分をコントロール(セルフコントロール)できるという事です。

最近ではキレる子どもが問題になっていますが、やはり我慢(セルフコントロール)が出来ないことが大きく影響しています。

自分をコントロールできると様々な事が上手くいきます。我慢が出来る子どもはルールやマナー、約束が守れ、相手の気持ちを考えて行動をとる事ができます。

我慢が出来る人間は、人間関係・勉強やスポーツ・仕事・日々の自己管理などが上手く出来る力があります。

そうです。

我慢ができる人になれば明るい未来を切り開いてゆく事ができるのです。


我慢力を育てる

では我慢ができる人になるにはどうしたら良いのでしょうか?

やはり早い時期、幼児期から子どもに対して我慢をする(できる)ことを教えていく必要があります。
(我慢する機会を増やしてあげる)

もちろん、何でも我慢させれば良い訳ではありませんので、子どもへの理解と我慢に対する意識を親が常に心がけることが重要です。

我慢が必要な時は、子どもの目線で、毅然とした態度で静かにゆっりと理由を話し、子どもが自分で答えを出せるように誘導してあげることが大切です。
※大きな声で言い聞かせようとしたりすることは強制的な我慢と同様です。

我が子は目に入れても痛くないというほど可愛いものですので、泣いているとついつい可哀想になり、そのまま子どもの要求に従ってしまいがちになります。

これはまず子どもに我慢を教える前に親が我慢するということを理解する必要があります。

※強制的に我慢を強いることは親への反感・反発の原因になり、そのストレスのはけ口が違う方向へ表れてしまうこともありますので注意が必要です。

我慢できること家庭でルールを作ることも良い方法です。

但し、一貫性のないルールは反対にルールを守れない子どもになってしまいますので、基本的に一度決めた事に例外を認めない事です。

(あまり厳しいルールだと精神的に強い負担になる可能性がありますので、最初は簡単なルールにしましょう。)

一貫性のないルールや約束では子どもは何も学習せず、反対にルールを甘くみるように学習してしまいます。

ただ幼児期は情緒の安定がまず第一ですので、情緒が不安定な時に我慢させようとしても逆効果になる場合がありますので、しっかりと子どもの様子を把握することです。
(情緒が不安定な場合は、やさしい言葉で安心させて下さい。)

挨拶やお手伝い、自分の身の回りの事など何て事のない日常生活に注意を払ってあげる事ができれば、自然に我慢(セルフコントロール)が学習でき、とても良い効果が出てくると思います。

我慢も親がお手本

我慢も教育も、親がしっかりとした姿を見せてあげることが重要です。子どもにばかり「ああしろ・こうしろ」というのではまるで説得力がありません。

子どもは親の背中を見て育つと言われています。
親として、大人の人間として、しっかりとした姿を見せることが必要です。

子どもは親の鏡。

子どもは親を見て育っているのです。
姿勢を正して子どもと向き合っていきましょう。


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